皮膚の厚みというのは、皮膚をつまんだ感じでわかる。
皮膚が厚いと、つまんだときにゴワゴワしている。
体を洗うタオル。子どものころは少し硬めのタオルを使ってゴシゴシと洗っていたが、膝下の皮膚がテカテカになってしまって恥ずかしい思いをした。柔らかすぎるタオルだと夏冬関係なく体を洗った氣がしないので、今は硬さが普通のタオルを使っている。
そんな私の皮膚は生まれつき薄い。表皮が薄くて、血管が透けて見える肌質だ。
色白だが、白く健康的な肌とはなんとなく違う。腕の内側とか、外側とか関係なく、全身の皮膚が薄く血管が透けて見えていて、冬になると乾燥で膝下が白い粉をふいたようになる。
皮膚には自分を守る役割と、あらゆるものを体感するセンサーの役割があるんじゃないかと思う。だから、ある程度厚く丈夫な肌をもつ人のほうが他人との境界線もきちんと保たれている氣もする。
皮膚が薄いからか、皮膚を通り抜けて人の感情などが入ってくるようにも感じる。自分を守るための皮膚が薄いと、無意識に人との境界線が曖昧になってしまうのだろうか?
HSPさんには、皮膚が薄く血管が透けて見えるタイプの肌質は多いのだろうか?
色白や地黒という肌質は関係があるのだろうか?
霊媒体質の人やHSPさんには、色白の人が多くて刺激に弱い敏感肌のイメージがある。
真っ黒に日焼けした健康的なイメージはない。
木綿豆腐と絹ごし豆腐に例えるなら、私の肌質は固くてパサパサしていてポロポロ(?)と崩れる木綿豆腐に似ている。絹ごし豆腐は、きめ細かくてしっとりなめらかでパサパサしていない。
なぜ、私の皮膚は弾力がなく硬いのか?
体が硬いことと関係があるのか?
パサパサしている自分の肌質がずっと氣になっていた。
一時期、未払いになっていた年金を過去にさかのぼれるだけさかのぼって支払いたくて、土日に商品を配送先ごとに仕分けしていくアルバイトを入れたことがあった。本業の有給とうまく組み合わせて月に休みが三〜四日。平日は夜勤ありの三交代をしながらの生活を○年間続けた。
そのとき、私は今までの生活環境や支払い関係を整理しなければいけない状態だった。
年金事務所で未納の金額を計算してもらったら約○万円と言われ、アルバイトして一括で支払うことにした。自分のやったことだが、当時は怒りしかなかった。整理整頓や掃除するより睡眠時間を削りたくなかったので、だんだんと部屋の中は散らかっていった。
職場の人間関係も嫌だった。
それなのに掛け持ちしていたので体の調子も悪くなり、三年くらい咳が続いた。
尋常ではないほどの咳が何分かおきに出ていた。
職場で咳をしていると目立つし、何を言われるかわからない。
そんなことばかり氣にかけては時が過ぎていった。
ある日、部屋のドアに貼り紙がされていた。
夜中バタバタと私の足音がうるさいという苦情だったが、身に覚えがなかった。
夜勤のときは部屋にいないし、夜中にトイレに行くことがあっても部屋を歩きまわるような運動をすることはない。しかも、貼り紙をしたのは、私の部屋のニ階下の住人からだった。
ニ階下まで響くとは思えないし、部屋の位置も私の部屋の真下ではなかった。私も上の階のどこかから、人がドスンと飛び降りる音、ドスンドスンと歩きまわっている足音が聞こえるときがあったので、それと同じようなものだろうか。
別の件で管理会社の人と話したとき、「ときどき上からドスンと飛び降りる音がしませんか?」と聞かれたことがあった。私の部屋の上の階にシングルマザーが住んでいるとのことだった。
そういえば、マンションの玄関で小学生くらいの男の子とお母さんに出くわしたことがあるのを思い出した。何かからドスンと飛び降りる音にも納得した。
私のところに舞い込んできた苦情は、この部屋の住人の騒音が原因で、安い賃貸なので真下どころか三階下の部屋まで音が響いたのが真相じゃないかと思った。そして、1Kのこんな狭い部屋に、小学生くらいの子どもと二人で住んでいることにも驚いた。
「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。
このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。
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カテゴリーは、
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大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。
現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。