HSPの色と感覚の創作探求〜柔らかな癒やしへの扉〜 終わり

自分を癒やす(癒やしの体験記・創作活動など)

いろいろな人間のポーズが載っている本を見ながら、まねして人間の全身を書いてみる。太ももと膝下の長さのバランス、腕の筋肉のつき方、人間の骨格の構造を「ここはこうだから、こんなふうに書く」といった感じだ。二次元のちょっとしたイラストを描くときとは違う脳みその使い方をして、なるほどなあと思った。そのレベルなので、私にコピックは必要なかったようだ。

立体的思考がなかなかできなかったこともあってマンガは諦めた。
次に興味を持ったのはポエムや小説。二次元での表現だ。小説は約六、七万文字の長編で、これもまたとても時間がかかったが、当時の職場への怒りをモチベーションにしていたのでやり切った感があった。

ポエムはずいぶんと昔、自分のなかから次々に言葉があふれ出てきたことがあった。
紙に急いで書き留めた。
詩のルールなんて知らない。
小説でも作詞でもない自由で短い言葉だった。
不思議な話で、香水もつけていないし、部屋に花は飾っていなかったのに部屋中にバラの香りがただよった。しばらくするとそのバラの香りは消えた。
お風呂で髪を洗っていたら、クラシックのような知らない音楽が聞こえてきたこともあった。頭のなかで音楽が流れているような感じだった。

天使たちが私の周りにいるのかな?

応援してくれているのかな?

当時も思ったが、あんなに一氣に言葉があふれ出すなんてありえない。
散文詩というのか自由詩というのかわからないが、たくさんの自由でユニークな詩が書けた不思議な体験だった。

当時SNSはやっていなかったので、その自由な言葉たちは紙に書いたまましまっておき、あとから少しずつにSNSに投稿していった。

絵を描く、パステルアート、羊毛フェルト製作、マンガを描く、ポエムや小説……。やりたかった創作活動はひととおりやった。そこまで終えると自分のなかからあふれ出てくるものがなくなり、創作意欲がなくなってしまった。

そのころに受けたスピリチュアルセッションで、ヒーラーのかたに創作活動について質問すると、自分のなかにあるものをそのまま表現するよりも、創作活動などを通して自分を表現することを勧められた。小説のように自分のなかにあるものを直接書き出すのではなくて、「ものづくり」などを通して表現するほうがよいということだ。

しかも、かっこいいというより、すごくかわいいと感じるものや愛でる感情が出てくる創作を私の魂は求めているようで、そのヒーラーさんは大きなキャンパスに絵を描く、小説を書くなどではなく、小さいものをコツコツ作っている私の映像が観えたそうだ。

当時は眠たくても疲れていても「これをやりたい」と思えるものに打ち込むタイミングだったらしく、「見つかったらそれを百個作りなさい」と言われた。エネルギーチャージが必要だったようで、自分が潤い元氣になるための時期だったらしい。

だから「自分しか喜ばないし無駄じゃん」「百個作ったって部屋のスペースが狭くなるだけなんですけど」といった外へのエネルギーではなくて、自分の内側に目を向けるとよいそうだ。

どうやったら収入につながるかを考えないことがポイントらしく、今すぐお金にしようと思った時点で本当にやりたいことを見失うとも言われた。純粋に「自分が楽しいからやっている」ということを軸にしないと、自分が独立するときに絶対にブレるので、今はそこの感覚をしっかりもつことが大切だったようだ。

だから、それが将来の仕事にはつながらない。
キュンとするものをたくさんやって、たくさん飽きることを繰り返していくうちに見つかるようで、すぐに飽きてしまう自分を責めないということが大切。数をこなすこと、続かなくても大丈夫。そうした心構えでやり続けると自分とつながれるようになり、そのなかから進むべき軸が見つかる流れになっていくらしい。

今思えば、小さいものを愛でるというメッセージには、結婚して子どもを産む、小さな命を育てるという意味もあったんじゃないかなと思う。

他のヒーラーさんにも、ひとりでできることはもう終わったと言われた。当時は「やり尽くした」と言われたことにピンとこなくて、あのころは結婚なんて考えられなかった。とにかく、当時は副収入になるようなものを見つけたかったので、意識が転換するきっかけすら見つけられなかった。

いまさら遅いが、はっきり「結婚」と言ってくれればわかりやすかったのになぁと思う。いくつものメッセージが集まっても、ピンと来なければ取りこぼしてしまってよいものだろうか。それともメッセージを受け取らない運命をたどるほうが、開けた未来へとつながっているのだろうか。

私の心の旅は続く……。

引用: Wikipedia『羊毛フェルト』

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

終わり。

この記事を書いた人
大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

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カテゴリーは、

自分を受け入れる
(生きづらさってどこからくるの?)

自分を癒やす
(癒やしの体験記・創作活動など)

自分を知る
(西洋占星術・パーソナルカラー診断など)

自分を愛する(自分なりにやってみた)

HSPの心のなか(日常感じたこと)

小説

その他

になっております。

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大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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