私の場合、5ハウスと11ハウスがインターセプトになっている。5ハウスと11ハウスがインターセプトになっていると、「友達とのつきあい方がわからない」「どんな人と恋愛したいかがわからない」「将来なりたい自分の姿がイメージできない、ピンとこない」などになる。なるほどなと思った。私は子どものころから目的意識がなかったように思うし、周りにうまく合わせなければ大変なことになる、傷つきたくないと思い、周りにうまく合わせることばかりに意識を集中させていた。だから、常に外に意識が向き、自分の内面を見つめることをしてこなかったので、将来どんなふうになりたいのかなど計画を立てることも、目的をもつこともなかった。
友達の作り方、つきあい方もまったくわからなかった。みんながどうやって人と仲良くなっていくのか不思議だった。今思えば、私の世界観は「両親と自分」か、「本を読むなど興味があることと自分」となっていて、人と接したいと思わない子ども時代だった。知らない間に同級生との人間関係が変わっていき、ずっと変わらず仲の良い人はいなかった。
何かと「5ハウス」と「11ハウス」が絡んでくるようで、社会的な宿命を示すバーテックスとアンチバーテックスも5ハウスと11ハウス。太陽と金星も11ハウスにある。太陽星座が蟹座11度。11づくしだ……。
11は数秘術でいうマスターナンバーになり、「自分はわかりにくいが、人のことはわかりすぎる」というナンバーだ。人に氣づきを与えるナンバーでもある。やはり、自分はこういう人だと捉えづらいところがあるのかもしれない。
5ハウスは「創作や趣味、恋愛、出産、自己表現」など、自分の楽しみや喜びを表現することを象徴している楽しいハウスなのに、私はインターセプトハウスになっている。確かに何かと自己表現することは苦手だ。なんせ、人と関わることが苦手なのに人と関わるものが象徴として多い。
11ハウスは、「未来、理想、集団活動、ボランティア活動、サークル活動、コミュニティ、友人、改革」などを象徴している。11ハウスに対応する星座は水瓶座の風のエレメントで、水瓶座の守護星は天王星になる。天王星は革命の星だ。水瓶座自体捉え所のない自由人のイメージがあるので、変わり者と言われる。だから、地の時代である昭和や平成の価値観では生きづらい。
確かに、私は成果やステイタスを求めるよりも、自分がつながりたい人とつながり、取り組みたいことに取り組んでいく同志、同胞、仲間たちを求めている。同志、同胞、仲間を象徴する11ハウスに太陽と金星があるので、アニメにしてもドラマにしても、これらのストーリーにひかれるのはわかる氣がする。余談だが、篠原千絵氏も水瓶座だ。
また、5ハウスと11ハウスを観ると、今世のインナーチャイルドの傷だけではなく、私は挑戦し、自分の才能を生かして与え、他者と喜びをわかちあいたかった過去世の心残りと、家系の信念体系、今世の星の巡りから「愛すること、愛されること」をテーマをもっていると思う。蟹座が愛されキャラだと言われるのも影響しているのかもしれない。みんな根底にあるものはそうなのかもしれないが、私の今世は特に愛に関する学びが大きいと感じる。そこから「女性性」「受け取ること」などの学びにもつながっていく。また、本当の意味で「自分を愛する」ことも含まれていると思う。これはずっと感じていたことだ。
昔から母は自分自身を好きではない、自分の名前も好きではないと言っていて、自分を愛すること、大切にすることにハードルを感じるのは家系の信念体系も影響している。
母と自分のインナーチャイルドを癒やすセラピーを受けたときのことは別の記事に書いたが、受け取る力や女性性の話がある。それに、ホロスコープの5ハウスと11ハウス……。
それをベースにして精神的に成長し、地球星座である山羊座の意識で社会に出て何かを成し遂げていくようなイメージだ。何かを成し遂げるには周りに愛されなければならないので、やはり私は愛についての学びが多くなる人生だ。
同志、同胞、仲間、改革、理想などがキーワードの11ハウスに蟹座の太陽と金星がある私は、漫画家篠原千絵さんの作品やアニメ「美少女戦士セーラームーン」のようなヒロインを中心に仲間ができあがり、成長し、みんなで切磋琢磨するアニメやドラマのストーリーにひかれるのは当然なのかもしれない。
インターセプトされているが、11ハウスに天体が集結している私は、そんなストーリーが大好きだ。
「愛すること、愛されること」の続きは、また他の記事で書くことにする。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
終わり。

『わたしの運命がわかる地球星座占い』
(松村潔 著)
「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。
このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。
大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。
現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。