HSPの心の旅〜幸せの探求〜 続き1

HSPの心の旅〜幸せの探求〜 HSPの心の中

個人間のやりとりで仕事を誰かに任せてもおとがめなしなので、「他の仕事もやらなきゃだめよ」「次はあなたの番よ」と、押しつけやすいところにやってくる。収入が上がるわけではないし、疲れて仕事以外のことがやれなくなるから私はやりたくない。

私は、もともと柔軟に対応できるタイプではない。いっぱいいっぱいで無理してやっているのに、さも当たりまえのようにできているように見られて、ずるい人は大変な仕事を私に任せようとする。押しつけられた仕事は、いつのまにか私がやることが当たりまえのようになり、大変な仕事であってもできてしまうように私のハリボテが勝手に作られていく。

言葉に出すと、あの人にあー言われたこう言われたと告げ口される可能性があるので、わざと態度で示してくる。人をあおり、嫌がらせもある職場だ。
証明しようがないし、どうせ信じてくれないだろうと思うこともあるが、私はそう感じている。

しかも、話や態度から相手の感覚が私のなかに入ってきて、私の軸を揺るがす。そうなると揺らぐ自分を責めずにはいられなくなって、また自分を立て直すことになる。だから、その場の空気や流れに合わせて動かなければならないことが多いと疲れる。キリがないのもわかっているし、わざと茶化し面白がるだけの人もいるから、自分が反応しない練習が必要だなと思う。
言葉で何かをわかりやすく相手に伝えようとするとエネルギーを使うので、そこにエネルギーを使うくらいなら他のことにエネルギーを使いたい。

そういえば、スピリチュアルには波動という概念があって、波動が高いほど洗練されていて好ましいと言われている。波動を五段階くらいで比較した表を見たことがあるが、工場やたくさんのダンボールが置いてある環境の波動は低いとあった。
職場での唯一の楽しみが、食堂で空腹が満された瞬間くらいしかないのもうなづける。

サラリーマンを量産するための学校教育で身につけた習慣や考えを削ぎ落とし、学校では教えてくれなかったことを自分で学び直し、自分自身を育てていかなければならない。自分自身を大切にするっていうのはこういうことなのだろうか。

潜在意識が90%以上を占めるなら、今までこれが自分だと思っていたものは、海面から突き出た氷山の一角のようなもので、もしかしたら魅力的な自分が無意識の世界で眠っているのかもしれない。だから、自分の強みを生かせる環境に身をおくことが、つくづく大切なんだなと感じる。
工場労働で淡々と作業し、お金をためることだけを考え、スキマ時間の副業などできることを考えていこうと思った。

強みを生かすという考え方って、昭和平成の時代にあったっけ?
そんな学校教育してもらったっけ?
両親に教育されたっけ?

変化に抵抗して、今までの慣れ親しんだ自分に戻ろうとするのが普通で、長年細胞に染みついたもの、積み重ねた習慣はそう簡単には変えらない氣がするが、もう人生の折り返し地点。いつからでも人は変われるというのは本当なのだろうか。

大人になった自分が、誰にも言えなかった当時の自分の思いを分析していくのは、苦しくて目を背けたい思い出も直視しなければならなくて、胸に重いものがのしかかる。しかし、自分を変えようと新しい脳内会話が始まれば、ライスワークからライフワークへの歩みを自分の言葉で自由につづり、そして時期が来たらライトワークに移行する可能性も出てくるだろう。

人間どうなるかなんて誰にもわからない。
私のなかでうごめいていた点と点が線でつながったことは、昔の私には想像もできなかったことだ。自分の生きづらさの原因がHSPという特性であると理解し、そのつながりがはっきりわかったので、忘れないように今までの自分の歩みを文章に残しておくことにした。

できないことをなくそうとするんじゃなくて、本当の自分を深く知り、それを生かせる場所に身を置きたい私。工場の三交代をこなし、せかせかと日常のことをやりながら小説を書いても進まないと感じたり、怒りをモチベーションにすれば原動力になるとも思ったりするが、何が正しいのかは今でもわからない。

自分が思う自分の癖や行動パターンに、言いたいことが言えないというものがある。その嫌なことをなぜ嫌だと感じるのか、なぜ嫌だと言えないのか、どこにつながっているのかを探ってみた。結論から言うと、理不尽な扱いをされることが許せないという怒りにたどりついた。
それまでの取り組みをつづってみようと思う。

大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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