私はなぜこんなに色が好きなんだろう?
なぜ、色に目がいくのだろう?
私は鮮やかな色たちが好きだ。子どものころはおしゃれすることより美術が好きで、特にたくさんの色鉛筆がきれいに並んでいるのを見るとうれしかった記憶がある。
そんな記憶をたどって、私は手当たり次第に創作活動してきた。自分の興味の赴くまま、次から次へと自分の内側からあふれでるものを表現してきた。本当にたどりつきたいところが見つからないまま、あがくように創作活動していたのかもしれない。
子どもの記憶に引きずられたかのように、まず絵を描いてみたくなり絵画教室に通った時期があった。週に一回、土曜日のみのコースがあった絵画教室とのご縁ができた。
あのころも三交代で夜勤もやっていたので「よくやったなぁ」と思う。
「自分の強みを知る」というツールに、○歳までの子どものころに褒められたことを書き出していくという作業がある。私は絵を描くことが好きで、ちょっとした賞をいただいたことを思い出して、それも絵を描くあと押しになった。
最初に受けるデッサンのレッスンが終わると、次はいろいろな画材を試した。
水彩絵の具、アクリル絵の具、色鉛筆、クレヨン……。
いろいろな画材があることを知った私は、初めて世界堂を訪れた。
絵を描くことは学校の美術の時間以来。絵の具にしか触れたことがなかったので、世界堂に所狭しと並べられたたくさんの画材と色の豊富さに胸が高なった。水彩絵の具、パステル、コピック、豊富な文房具、いろいろな画質の画用紙、見たこともない筆……どれも魅力的に映った。
美術が好きでも田舎に世界堂はなかったので、絵を描く仕事や趣味を持たない限り、足を踏み入れることはなかっただろう。初めての体験はとても新鮮で、子どものころの感覚を思い出しては何時間もここにいたくなるほどだった。
小学生のころ、ラッセンのアートのような幻想的な世界を現実世界でリアルに見られたらいいのになぁ、こんな景色が実際にあったらなぁと思っていた。当時はそんな世界観が好きだった。「既存にないものを描きたい」「こんな世界観をデジタルや絵のなかに表現できたらいいのになぁ」と思っても、小学生の私にはそんな技術はなかった。
子どものころの興味があったものをザッと並べると、アサガオの花びらが開く過程をビデオで撮ってみたいなぁと思ったこともあれば、学校で注文できる食虫植物虫や小さなマリモにも興味があった。どんぐりはとても不思議なものに感じ、幼稚園で育てていたヒヤシンスの根っこが一晩でどっさり生えていてびっくりしたこともあった。
今は放映されていないが、日立のCMにあった「♪この木なんの木気になる木〜」の場所で、裸足でゴールデンレトリバーと思いっきり走りまわったり、遊んだり、木陰で一緒に昼寝したいと思ったりもした。
草木の葉に丸く残る雨上がりの雨露を見るのも、屋根を打ちつける雨音も好きだ。
プールの水面を思いっきり空にすくいあげると、一瞬だけできる水の玉を見るのも好きだ。
何色もの並んだ色鉛筆を見て「きれいだな」と思う。
植物や花が好き。アロマオイルや花柄も好き。華やかさのなかに凛としたイメージがある胡蝶蘭にもうっとりしてしまう。ざっくり言うと、私は身近なところにある小さな発見に興味があって、自然が好きなのだ。
絵画教室では、水彩絵の具やアクリル絵の具を試し、次にハードパステルを使ってみた。ハードパステルでパステル画を描く延長で、美しく柔らかな風合いの絵を描くことができるパステルアートを知った。
これがいちばんしっくりきた。
しし座や射手座だと、もっと華やかでダイナミックなものを求めるだろうから、そういうところが庶民的な蟹座っぽいなあと思う。
そして、もっとパステルアートの柔らかい世界に触れてみたくなり体験講座に申し込んだ。長期で習うことは考えていなくて、自分のなかからあふれでてくるものを感じとりたいという衝動が体験講座へと足を向けさせたのだった。
「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。
このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。
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カテゴリーは、
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になっております。
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大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。
現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。