最後のインナーチャイルドの癒やしと過去世回帰〜孤独に死んでいった少女〜 続き6

最後のインナーチャイルドの癒しと過去世回帰 〜利用され死んでいった少女〜 インナーチャイルドと過去世の癒やし

セラピスト: 「はい。お父さま、お母さまを産んで育てた人たちなので関係してきますよ」

私: 「母の場合は、祖父が再婚していて血がつながっていないんですが……」

「戸籍上はお母さまということになっていますよね」

「はい」

「そしたら、今日感じて、このお母さまがこのおふたりによって非常に影響を受けていましたよね? 結構な環境に身をおいていたことがわかりますよね?」

「わかります」

「その環境を作った祖父母のおふたりを癒やしてあげることは、お母さまにとって楽になるんですね。要は、あなたがご自分ではなくお母さまを癒やすことで、”あなたが楽になる“ということをお母さまにもしてあげるということですね。そうすると、ここからこうつながりがあるわけだから、祖父母を癒やすということはいい循環があるというわけですね」

「癒やしたいです。祖父は亡くなっているんですけど、インナーチャイルドを癒やす意味はありますか?」

「亡くなった方の場合、違うところにつながらなければいけなくて、インナーチャイルドでは難しいんですよ」

「違うところにつながって癒やすことができるってこと?」

「それはミディアムといって、亡くなった方とお話をして、癒やして上にあがってってもらうことはできます。それをお祖父さまにしてあげたいってことであればできます」

「はい」

「これは今すぐ必要かなぁ? そうでもないかな……? もしお母さまがそんなような話をされたら、お祖父さまのことや、”昔こんなことがあって苦しかったんだよね、つらかったんだよね“とか、意思の疎通ができなくてわだかまりを抱えたままだなあという様子が見られたら、お母さまはここに来ていただかなくても大丈夫なんで、例えば遠隔でつながって、お母さまもいっしょに音声を聞いてもらいながら話をする、お祖父さまは本当はこう思っていたから自分にやっていたんだとか、お母さまも言えなかった思いを聞いてもらうっていう感じになりますね」

「じゃあ、母がそれをやりたいと思ったときにやったほうがいいんですね」

「はい。こちら側がやったほうがいいんじゃないかなって思っても、お母さまがやりたいって思わないと、本人にとっても一番良い状態にはならないですからね」

「はい」

「お父さまと弟さんのインナーチャイルドの癒やしは、やってもいいと思いますよ」

「生年月日は必要ですよね?」

「生年月日はあったほうがいいですね」

「わかりました」

「六十分でできると思います。本人が何も言わなくても家族のためにやってあげることって、なかなかできることではないですよね。家族を癒やすことで自分が楽になりますからね。結局自分のためなんですね。でも、今日の軽さはすごいと思います。お父さまと弟さんのインナーチャイルドを癒やすと、さらに軽くなっていくと思いますよ。時期をみて、またご連絡していただければいいかなって思います」

「はい、ありがとうございました」

「ありがとうございました」

--インナーチャイルドの癒やしは、これで終わりにしようと思える充実したセラピーだった。

このセラピーに手ごたえがあったので、別の日に過去生の癒やしもやってもらうことにした。

セラピスト: 「今、こういうところが生きづらいと感じるところはなんですか?」

私: 「今の職場での人間関係が嫌です」

相手に対して(本当はそう思っていないくせに)と感じたり、なんとなく目に見えない本音がわかってしまうときがあって、それがずっとひっかかってもんもんとしてしまう……これは怒りに近い感情だ。

いろんな意図が飛び交っている職場で不利な状態に陥りたくない。

ごちゃごちゃ言うなよ。
わざとらしい。
やってほしいときだけ優しく話しかけてくるな。
バカじゃねーの!

自分が反応するたびに、感情が一喜一憂してしまう。不安や怒り、そしてこんな職場に私を居続けさせる自分自身への虚しさみたいなものがあった。

「それで何が一番困りますか?」

「いっしょに仕事しなければならなくてストレスがたまるんです。うわさ話も嫌だ。でもやらなければいけないのでしんどいです」

大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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