でも、今世の私の潜在意識は惨めだった側面も覚えていて、愛人は一時的に華やかでもしょせんは日陰ということも知っていて、潜在意識とガイドさんが連携した結果、そういう道を選ばないように仕向けられていたみたいだ。
私は、楽して幸せを手に入れたというガイドが経験した人生を味わいたかった。
そのときに出てきた過去世は、オーストリアのロートリンゲン(ハプスブルク)傍家の伯爵の愛人だった。私は大衆演劇のちょっとした舞台に出ている女性で、伯爵に見初められて愛人になったそうだ。
伯爵は、自分の死後に安心して私が生活できるようにと、これまでの別荘ではなく、アウスレーゼというワイン原料のぶどうが実る豊かなぶどう園を譲る遺言状を私に書いていた。しかし、遺族がそれを隠してしまっていたため、別荘を追い出され、晩年は宝石などを切り売りしながら独身で亡くなっていったらしい。
過去生では簡単に愛もお金も手に入ったと聞いたので、今世は「人生は簡単に楽してはいけません」という戒めのようなものだと思っていたが、晩年寂しい人生を送るようなことはさせたくないというメッセージだったらしい。
また、過去生で伯爵に依存しすぎたことから、今生では、私は自分の力で収入を得て経済的に自立したいという思いを持って生まれたそうだが、自分の力を信じきることができなかったみたいだ。それに愛情を信じられなくて確かなものに思えず、また配偶者なり家族なりが先に亡くなるのが怖いという思いも持ち越しているようだった。
結局、「本当のところどうしたいのか?」と問いかけると混沌としてしまうらしい。
他にも「性的な仕事をする場所なんじゃないか?」という大きな建物にいた夢を観たことがあった。
私はらせん階段の一番上から下を見下ろしていた。華やかな豪華客船のような内装で、広くて吹き抜けの天井が高く見えた。
壁や柱のような死角がほとんどなくて軽やかだった。
今思えばどこからでも人の動きがわかるように、脱走しないように、怠けないように監視するためだったのではないかと思う。私は階段を降りて周りに合わせながらなんとなく働いているが、しばらくして、そこを出たいと思うようになり、同じように働く女性と脱走した。
どうなったかは覚えていない。
ただ、心のなかで今ならやれると確信があったようだ。
また、いつかの夢では、街中で何かから逃げている途中に前から来た人に見つかり、銃をむけられ、その場に頭を抱えてしゃがみこんだところで目が覚めた。
たぶん撃たれたんだと思う。このときも私は女性だった。
過去世にしても夢にしても、なんだか同じように搾取された人生だったのかなと思わずにはいられないものばかりだ。こんな宿命を肌で感じながら、最後の癒やしを受けた際にセラピストさんが説明してくださったことを自分なりにまとめてみる。
まず、過去生を観るリーディングセッションは「こんな感じでこうだった」と言われるだけだが、亡くなるとき何を感じていたのかが一番大切で、ここまで見届けて癒やさないと意味がないそうだ。
衝撃の過去世のあらすじはこうだった。
両脇に市場のようなお店が立ち並んでいる人が行き交う大通り。国はわからない。
キリストの概念が普及しているであろう時代。
私はかわいい十四、五歳くらいの少女で、ワンピースのような服に、靴のようなものを履いている。両親がいないのか、施設に預けられていたのか、家を飛び出したのかわからないが、何か探して街を歩いている。
両親を探しているわけではなくて、逃げている様子もなかった。
それから性的な仕事をさせる男性にだまされて、娼婦の館のようなところで働かなければならなくなった。
過去世の私は壁にもたれて斜め上のほうから、その男性のほうを見ている。好きでもない男性とセッ○スしてお金をもらうという感覚をすんなり受け入れている過去世に観えた。
私は知的発達の遅れで障がいをもっていて、何をやらされているのか自分では理解していないが、「なんか嫌だな」という感情はあった。
「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。
このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。
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大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。
現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。