インナーチャイルドの癒やし〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 続き4

インナーチャイルドの癒やしの旅〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 インナーチャイルドと過去世の癒やし

「いじめにあったこともあって、もと子という子とか、博子とかクラスの中心的な女子が苦手で怖くて何も言えなかった。淡々と合わせていた感じです」
「その女子たちに陰で邪魔されること、意地悪されたりすることはあったんですか?」

「その女子じゃないかもしれないけど、図工か美術の時間に自分が作った木の小さい本棚をいたずらされたような気がする。全然違う話なんですけど、小学、中学と仲良くなる友達が転校していくことも多くて、転校するとは知らないで、たまたま仲良くなってよく話をするようになると、しばらくして転校することがわかり離れてしまう。たまたまなのかもしれないけど、仲良くなる子に限って転校してしまうことが多かったことがすごい不思議だったので、記憶に残っています」
「仲良くなると、人は去っていくという信念があるってことですね。ご自身がそれを信じているから起きていることなのでね。前世で信じてしまったのかもしれないし、家系からきているものかもしれないし、問題が山ほどありますね。ご自身は何が一番氣になっていますか? 腰の痛み? 周りに助けてもらえないこと? 邪魔されること? 自分がいつも損しているという思い? 仲良くなると人が去っていくこと? 母親への憎しみや怒り?」

「自分がいつも損していることです」
「じゃあ、自分がいつも損していることが一番困るというのを観ていきますね。何を学べばそうならないのか、今から原因となっているストーリーを観ていきますので、自分にあてはまるとしたらどんなところなのか聴いていてください」

「はい」
「時々、何を感じますか?と聞きますから、そのときは感じたことをそのままおっしゃってください。この人は何を学んだら変わったと思いますか?と聞きますので、内面の学びで思いつくことがありましたら教えてください。なければ、わかりませんで大丈夫です。何かご質問はありますか?」

「特にないです」
「じゃあ、自分がいつも損しているというストーリーを観ていきましょう。他に課題があるかどうかも魂に聞きますね」

こちらのインナーチャイルドの癒やしは、セラピストさんがストーリーを観てくれ、それを目の前の私に説明してくれるやり方だった。

「私はいつもひとりぼっちだというのが出てきますね。誰からもちゃんと自分を見てもらえない悲しみ、苦しみが溜まっている感じですね。何を感じますか?」
「思い当たることがあります」

「しゃがんで絵を描いている姿が出てきましたね。子どもの姿で出てきましたね」
「幼稚園のころ、よく絵を描いていました」

「すごい泣きながら描き出しましたね。悲しみが出やすくなるので、悲しみの場所へ連れて行きましょう。やっと声に出して泣き始めましたね。何がそんなに悲しいの? 誰も自分を見てくれないと言っていますね。お母さんはお母さんの視点で見ている。お父さんはありのままの自分を受け入れてくれている感じがなく、距離をとって子どもを見ている感じですね。弟は自分に対してどう思っているかは関係ないみたい。この子にとって親がすべてですね。自分は自分のままでいたいけど、それを認めてもらえない状態にいて、ありのままの自分でいると阻害される。周りの人と一緒にいたいけど、ありのままの自分でいたいので葛藤がある。それが両立しない悲しみがあるみたいです。何を感じますか?」
「その通りだなと思います。子どものころから目に見えない世界が好きだったので、そういうことに興味がある子とは話がはずむけど、世間一般の子たちとは繋がれない感じがあったし、私が興味あることと周りが興味があることが違いすぎて、言葉でもうまく表現できなかったし、みんなに合わせてやっていく感じで、自分が本当のところ何を感じているのかわからなかったです」

大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

大杉ナツナをフォローする
タイトルとURLをコピーしました