インナーチャイルドの癒やし〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 続き1

インナーチャイルドの癒やしの旅〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 インナーチャイルドと過去世の癒やし

その次のインナーチャイルドの癒やしはまだタイミングではなかったのか、セラピストさんと相性が悪かったのか、セラピストさんの話し方や雰囲氣がキツく苦手なタイプだった。初対面のなんとなく感じるものは大切だ。

静かな空間にヒーリングミュージックが流れている。私は最初のヒプノセラピーで起こったこと、背中がのけぞったことなどを説明した。

セラピスト: 「感情は出たんですか?」
私: 「あまり出ませんでした」

「感情が出ないのにスッキリした理由は何ですか?」
「今まで体がこんなに反応することはなかったので、自分の中にこれだけ抵抗があるのも理解できて、感情を感じたくないのも理解できたので」

「その後はやっていないんですか?」
「やっていないですね」

「やらなかった理由はなんですか?」
「経済的な理由で…」

「感じるのは嫌なのはわかったけど、結果は、感情を感じるところまではやっていないということですね」

他のセラピストさんに言われたことや、中間生に行き最高の未来を観るというセラピーを受けたがパッとしなかったことを話した。

「ちなみに中間生に戻るのは、前世療法や退行療法と言われるもので、ヒプノは暗示のことなので、もっていく脳波のレベルが違う。二つを一緒にしている時点であまりセラピストさん自身理解していない。中間生にいったが何もわからなかったとおっしゃっていましたが、そちらで受けたメニューは現時点の最高のビジョンなので、自分を癒やしていくとその最高のビジョンも変わっていくので、癒やされていない現時点で観にいっても意味がないんですよ。中間生は最後に誘導するところで、なぜ最初にもっていったんだろう…?」

体の違和感は心からのメッセージなので、私は寝ているときの体の違和感、腰痛の話や将来のやりたいこと、職場でのことなどを話した。今思い返せば、このとき既に腰痛が酷かったんだと思い出した。

こんな感じで淡々としたリラックスすることもない会話のやり取りが続き、圧倒され、うまく言葉で説明できない自分にもどかしさを感じた。

ー覚書き
当時、早く楽になりたかった私は、精神的に焦っていて外に何かを求めていた。話しているうちにたくさんの怒りが出てきたが、対処法をいつまでやっても仕方ない。

重要なのは、目の前の人間も出来事も状態も、100%すべて自分が選択しているという自覚をもつことが大切。

自覚がない人は、こういう嫌な人がいるのは仕方ない、距離をおこうと対処法ばかりを考えるのでいつまでたっても現実は変わらない。そして、諦める世界観の中で生きていくことになる。自覚があれば、自分の内面にある何がこの出来事を引き寄せたのかということに意識が向くので、苦手だった人間が別人のようになり、全く苦手ではなくなったりすることが起きてくる。そのためには、自分の内面の学びをしていかなければならない。目の前の人間は自分の鏡なので、普段から自分の内面に対して仕方ない、諦めようなどとやっていると、他者からもそのように扱われる現実ができる。

まず、自分の内面に対する接し方を変えないといけない。
対処法をやる人は、すぐ相手への態度や自分の言動を変えようとするが、内面に対する自分の接し方に氣づいて変えないといつまでたっても変わらない。
目の前の人は自分の鏡なので、鏡をガリガリやって消そうとしても無駄であり、映っている自分を変えなければならない。
そのためには、自分が何を感じているのかを明確にして、それをしっかり感じてあげられるようになる必要がある。

ご自身の中の怒りのイメージが真の怒りになっていない状態で、恐れから出てくる怒りになっている。

恐れから出てくる怒りは、怖いから相手を攻撃してしまう。

真の怒りは、強さを伴った怒りで、それを感じられるようになったら人は攻撃できなくなる。

真の怒りとは、例えば足の小指を椅子の角にぶつけて、ムカッとしたものがブワッと出てきてスッと消えていくようなイメージ。

覚書きよりー

大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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