インナーチャイルドの癒やし〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 続き3

インナーチャイルドの癒やしの旅〜セラピーで再会する感情の迷宮〜 インナーチャイルドと過去世の癒やし

私: 「他には、明るくて活発な性格のいとこと私を比べて、〇〇ちゃんみたいに人見知りしないで、大人とも普通に会話ができる明るくて活発な子どもが好きだったみたいです」

セラピスト: 「なるほど、自分のことは好きじゃないんだと感じたわけですね」

「だから、母が言うとおりの子どもにならなきゃいけないのかなって思ったり、でもそういうふうになれない自分もいて、そこでずっともんもんとしていました」

「それに対して怒りは感じなかったのですか?」

「何も感じなかったですね」

「その前から諦めてますね。諦めを観ていく方が先なのかな? 大量にありますね」

「いじめにあったこともあって、もと子という子とか博子とか!クラスの中心的な女子が苦手で怖くて何も言えなかった。淡々と合わせていた感じです」

「その女子たちに陰で邪魔されること、意地悪されたりすることはあったんですか?」

「その女子じゃないかもしれないけど、図工か美術の時間に自分が作った木の小さい本棚をいたずらされたような氣がする。全然違う話なんですけど、小学、中学と仲良くなる友達が転校していくことも多くて、転校するとは知らないで、たまたま仲良くなってよく話をするようになると、しばらくして転校することがわかり離れてしまう。たまたまなのかもしれないけど、仲良くなる子に限って転校してしまうことが多かったことがすごい不思議だったので、記憶に残っています」

「仲良くなると人は去っていくという信念があるってことですね。ご自身がそれを信じているから起きていることなのでね。前世で信じてしまったのかもしれないし、家系からきているものかもしれないし、問題が山ほどありますね。ご自身は何が一番氣になっていますか? 腰の痛み? 周りに助けてもらえないこと? 邪魔されること? 自分がいつも損しているという思い? 仲良くなると人が去っていくこと? 母親への憎しみや怒り?」

「自分がいつも損していることです」

「じゃあ、自分がいつも損していることが一番困るというのを観ていきますね。何を学べばそうならないのか、今から原因となっているストーリーを観ていきますので、自分にあてはまるとしたらどんなところなのか聴いていてください」

「はい」

「時々”何を感じますか?“と聞きますので、そのときは感じたことをそのままおっしゃってください。”この人は何を学んだら変わったと思いますか?“と聞きますので、内面の学びで思いつくことがありましたら教えてください。なければ”わかりません“で大丈夫です。何かご質問はありますか?」

「特にないです」

「じゃあ、自分がいつも損しているというストーリーを観ていきましょう。他に課題があるかどうか魂に聞きますね」

ーーこちらのインナーチャイルドの癒やしは、セラピストさん自身がストーリーを観てくれ、それを目の前の私に説明してくれるやり方だった。

「私はいつもひとりぼっちだというのが出てきますね。誰からもちゃんと自分を見てもらえない悲しみ、苦しみがたまっている感じですね。何を感じますか?」

「思い当たることがあります」

「しゃがんで絵を描いている姿が出てきましたね。子どもの姿で出てきましたね」

「幼稚園のころ、よく絵を描いていました」

「すごい泣きながら描き出しましたね。悲しみが出やすくなるので、悲しみの場所へ連れて行きましょう。やっと声に出して泣き始めましたね。何がそんなに悲しいの?」

ーー映像を観ているセラピストさんの沈黙が続く。

「誰も自分を見てくれないと言っていますね。お母さんはお母さんの視点で見ている。お父さんはありのままの自分を受け入れてくれている感じがなく距離がある感じで、距離をとって子どもを見ている感じですね。弟は自分に対してどう思っているかは関係ないみたい。この子にとって親がすべてですね。自分は自分のままでいたいけど、それを認めてもらえない状態にいて、ありのままの自分でいると阻害されてしまう。周りの人といっしょにいたいけど、ありのままの自分でいたいので葛藤がある。それが両立しない悲しみがあるみたいです。何を感じますか?」

大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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