最後のインナーチャイルドの癒やしと過去世回帰〜孤独に死んでいった少女〜 続き11

最後のインナーチャイルドの癒しと過去世回帰 〜利用され死んでいった少女〜 インナーチャイルドと過去世の癒やし

セラピスト: 「それは自分のなかの変化としてただ受けとめて頂ければいいので、そうならなければいけないわけでもないし、ちょっとそういう思いをした過去世があって、それは今日しっかり痛みや苦しみを解放したうえで、最後はちゃんと祝福をもって、天に召されるという状態を作ってあげられたので大丈夫だと思います」

私: 「ありがとうございます」

「聞きたいことなど、何かありますか?」

「大丈夫です」

「今の話で、いろいろふに落ちる感覚っていっぱいあったと思います」

「なるほどなあと思いました。あの人とあの人はすごく仲がいいけど、なんでそんなに人と仲良くなれるのかなあって客観的に思っていました」

「自分がそうなれると思っていなかったから余計にそう思ってしまいますよね、なりたいとも思っていなかったと思うしね」

「はい」

「職場の人間関係に限らず、もし自分が誰かと仲良くなりたいなあと思ったとき、どうせ私に利用価値がなければ離れていくよねっていう意識はなくなっていくと思いますよ。そう思っちゃうと、その人の真心もそのまま受け取れなくなっちゃうじゃない?」

「はい。だから、女性性って体の左側にくるんですか? 受け取り下手みたいな……」

「もっと大切にしてあげてというサインかもしれないしね」

「自分の体を?」

「そうですね、いろいろ考えられると思うんですけどね」

「はい」

「でも、今回しっかり癒やしたインナーチャイルドと過去世は、自分の感覚をすべて遮断する原点だったと思うんですね。そんな仕事をして、常に敏感でいたらおかしくなっちゃいますよね。ある意味、遮断しないとやってられないと思うところもあるので、そういう癖がついていたら、いくら生まれ変わっても自分の痛みを感じないようにするのが得意になってしまうのは仕方ないですよね」

「はい」

「だから、それを今理解し始めたということはいろんな意味でよかったと思いますし、自分の感覚に敏感でいてもいいんだというのをちゃんと受け取れている証拠なので、こちらに焦点を合わせてしっかりやってよかったと思いますね」

「はい」

「ご両親との関係性や、なぜこういうご縁になったのかということに関しては、過去世ではなくリーディングのほうで観ることはできますね。それは、またタイミングが合えばご相談いただければと思いますね」

「父は父、母は母で、一人ひとり別個で観るんですか? 父と私の過去世、母と私の過去世という感じですか?」

「そうですね、そのほうが確実ですね。全員が固まって家族として転生することは少ないので」

「また、そこで癒やしをするってことですか?」

「そこでは癒やしはないですね。どういう過去世があったかを知るというリーディングになりますね」

「はい」

「他に聞きたいことなどありますか?」

「特にないです、大丈夫です」

「では、今日はここで終わりますね」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

--ここで過去世の癒やしが終わる。

今回、私は過去生も癒やされたことで、自分なりの着地点を見つけることができた。
私のインナーチャイルドと過去世の癒やしは、ひとまずこれで終わりを迎えた。

他の幸せな過去世も知っているが、最後に癒やした過去世はすごく衝撃的だった。利用されて使い物にならなくなり、誰にも看取られず孤独死するか、逃げ出さないかぎり、幸せはつかめない過去世だった……。

私の過去世に幸せではなかったものが多いと感じさせる出来事はいくつもある。

昔、別のヒーラーさんに、私についているガイドが「楽して幸せを手に入れた自分の生き方を後悔したので、そちらの道には進ませない」と言っていると説明されたことがある。

どうやら、ガイドは私が過去生で味わった華やかな側面だけを覚えていて、固執したり惨めだったりした側面を忘れていることを懸念していて、芸能などの世界に入り、有力者に氣に入られて愛人になるという過去のパターンを繰り返すのを恐れていたようだった。

この記事を書いた人
大杉ナツナ

「自分を深く知る」ことをさまざまな角度から探求し、自分を癒やしていく過程で、生きづらさの原因がHSPという特性であることにたどりつきました。

このブログはHSPという特性に向き合いながら、結婚と天職を手に入れるまでの心の深海潜水夫記録です。

大人になってHSPを知り、ふに落ちた過去の思いを忘れずに書きとめておきたいと思い始めました。小説も書いています。

現在、工場で働くHSPアラフォーです。
あくまで、個人的考察です。

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インナーチャイルドと過去世の癒やし
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